本気で殺しに来るマコーレー・カルキン | ホラー『ワナオトコ』

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※ネタバレ有りの感想なのでご注意下さい

作品紹介

原題:THE COLLECTOR

監督:マーカス・ダンスタン

出演:ジョシュ・スチュワート, マイケル・ライリー・バーク, アンドレア・ロス

公開年:2009年

あらすじ

仕事を請け負い宝石ブローカーの家に侵入したアーキンは、家の中に侵入者がもう一人いることに気付く。が、時はすでに遅し。ドアは完全にロックされ、窓には板が打ち付けられていた。はたして、“ワナオトコ”が仕掛けた数々のデストラップからアーキンは脱出出来るのか!?「ソウ」シリーズの脚本家コンビが放つ驚異のホラー・アクション・ムービー!!R-18指定作品。

予告

スタイリッシュすぎるパッケージ

Twitterのフォロワーさんにお勧めしていただいたシリーズ第2弾。

レンタルショップで探したらすぐに見つかって、「あったー!!」と思ってすぐにディスクを抜き取ったんでパッケージを見て無かったんですが、かっこよすぎません!?ちゃんとDVDのパッケージもサムネイルの画像と同じやつなのかしら。

このパッケージだけだと「ワナオトオが匠にワナを仕掛けて悪を倒す爽快アクションムービー!」みたいな内容に思えてしまう。ワナオトコ、ダークヒーローじゃん!

いや、実際は、マコーレー・カルキン君が本気で殺しにくるホームアローンみたいな内容なんですが。

色鮮やかに魅せる前半と無彩色で恐怖を押し出す後半

キックの効いたかっこいい音楽でスタートする本編。カラフルな画面に様々な昆虫が映り込み、電子ドラッグかのような不思議な気持ち悪さが演出されています。

主人公アーキンが忍び込む一家の幼い娘ハンナが出ているシーンなども、人魚のお部屋をイメージした内装や服装、髪飾りをしているので非常にカラフルです。

一方、ワナオトコが出てくる後半は薄暗い無彩色な映像で怖さを演出します。前半がおもいっきりカラフルなのは、より後半を暗く不気味にするための一種の演出なんではなかろうかと思います。

あんなに明るかった家が、最終的には血まみれに。

地味に痛い罠から一撃死の罠まで盛りだくさん

メインのみどころはもちろん罠!

カミソリが食い込んで身動きが取れなくなるようなじわじわと来る罠から、ナタのようなものでちょっきんされてしまう一撃死のような罠まで多種多様。

ピタゴラスイッチもびっくりな罠の数々、一体いつの間に仕掛けたのよ。

SAWみたいなとんでもない罠というより、がんばって工作しました!っていう罠が多い所に好感が持てます。

ワナオトコとの攻防は純粋に面白く、罠にかかりそうでドキドキしたり、ワナオトコに見つかりそうでハラハラしたり、ホラー映画として非常に高得点が付けられる内容ではないでしょうか。

「危ない!」とか声に出しちゃいそうでした。本当に。

本作は一応18禁になっていますが、そこまでグロいかと言われるとそうでもないような気がします。いや、内臓出たりものすごく痛そうな描写はあるんですが。ホラーばっかり見過ぎて感覚おかしくなったかな・・・。

ホラー映画でわかる人間性

主人公アーキンが脱出出来そう!という時に、家の中に幼い子供、ハンナちゃんが取り残されていることが判明。

アーキンは助け出すために再び家の中に戻るのですが、私は「もうそのまま逃げちゃえよ!」と思ってしまいました。

ホラー映画でわかる、私の人としての最低さ。実際あんな危ない目にあったとしたら、幼い子供が逃げ遅れていたとして助けに戻れるだろうか。いや戻れない!

みなさんは、罠だらけの家の中に戻れるでしょうか。

後味の悪さが残るラスト

意外とすっきりとした終わり方するんだなぁと思ったら、案の定どんでん返し。

アーキン無念・・・!

評価

★★★★☆:4点

とんでもなくグロいシーンもなく、非常に心地よい緊張感が続くのでずっと見ていられます。

閲覧はディスクのみ?

本作は2018年11月6日時点でどのオンラインサービスでも公開していない模様?

お近くのレンタルショップでレンタルするか、購入してください。