混在する快楽と恐怖 | エロティックホラー『触手』

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※若干のネタバレ有りの感想なのでご注意下さい

こんな人におすすめ

  1. ほどよいエロスを求めている方
  2. 触手プレイが好きな方

あらすじ

2人の幼子を抱えるアレハンドラは、夫との冷え切った関係に悩んでいた。一方、夫のアンヘルは密かにアレハンドラの弟で看護師のファビアンと肉体関係を結んでいたのだった。ある日、ファビアンの勤務する病院に、ヴェロニカという不思議な美女が、鋭い牙で噛まれたような傷を治療にやってきた。

予告

史上最高のヘンタイ芸術ってなんだ(笑)

エロス要素は少なめ

パッケージや予告で想像するようなエロいシーンは実は少な目。期待しているとちょっとがっかりするかも。

とはいえ、ヘアまで見せるシーンやモザイクがかかるほど大胆な表現も含まれています。

モザイクは全部男性器ですけどね。

ルース・ラモスの多様な表情

2児の母親役を演じたルース・ラモス、シーンによって変わる表情が多様で驚かされます。

旦那と喧嘩するような険悪なシーンでは大人びた、もっと言うと疲れ果てた表情。

ヴェロニカという女性と接する時は子供のような表情。

触手に体を弄られている時はすごく官能的な表情。

一瞬別人なんじゃないかと思うほど様々な表情を見せてくれます。

他にどんな作品に出ているんだろうと思って検索してみると、本作ばかり出てくる結果に。

有名な女優さんではないのかもしれませんが、もっといろんな作品で活躍してくれることを願います。本当に綺麗で、惹き込まれるものがあるので。

綺麗な情景

不気味なイメージが思い浮かびそうな作品ですが、実は意外と綺麗な描写も多かったりします。

予告の冒頭で映っている青空や草原など、すごく気持ちよさそうな映像がたくさん。

また、恐らく触手は宇宙からやってきた「何か」なのですが、その落下地点では生き物の本能が解放されるようで、人間よりも本能に従順な動物達がセックスを行っているシーンが描かれています。

多種多様な動物達が一堂に会して繁殖行為を行っているというのは、ある種の美しさを感じます。

人間のセックスのような生々しさがないというか、生殖行為という生き物が持つ本当の本能が描かれているようで、思わず見入ってしまいます。

かといって人間のセックスが生々しく描かれているかというと、それも違う。

触手と交わるシーンも、エロを感じながらも美しいというか、艶めかしさが溢れていて芸術の一つなんだろうと感じることが出来ます。

難しいことはわかりませんけど、これが「官能」というものなんでしょう。

触手は何を表しているのか

考察出来るほど頭が良くないのでまったく理解出来ていないのですが、明らかに「触手」が何かを抽象的に表しているのだろうということはわかります。

時には人に究極の快楽を与え、時には死を与えるその存在は果たして一体何なのか。

評価

★★☆☆☆:2点

もっとエロくてもっとホラーチックなのが見たかったんだけど、想像以上にヒューマンドラマみたいな感じだったので予想を裏切るということで2点。

ちょっとこういう作品は自分には難しい・・・。

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