とある家に隠されたロズウェル事件に関わる極秘事項とは | POVSF『マジェスティック12』

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※ネタバレ含む感想なのでご注意下さい

予告動画

あらすじ

ニューメキシコ州ロズウェルに未確認飛行物体が墜落したと言われ、未だ多くの謎に包まれるUFO最大のミステリー”ロズウェル事件”をテーマにしたSF衝撃作!祖父母宅を訪れたジョーは、長年に渡り近づくのを禁止されていた納屋に足を向けた。すると中からけたたましい電子音が響き始め…。

映画情報

原題:UNAWARE

監督:ショーン・バーディン, ロバート・クーリー

出演:ジョー・アンダーソン, リサ・モーガン, ボブ・ラーソン

公開年:2010年

ファウンド・フッテージ形式のSF

事件があった場所で見つかったビデオに謎の現象が収められていた、というモキュメンタリーの一種であるファウンド・フッテージと呼ばれる手法。近年(公開年は2010年だけど)では割と珍しい気がします。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が流行った当時は多かった気がしますが、近年はPOVの形式だけれどあくまでも”作品”として作っているものが多いと思います。

本作はファウンド・フッテージ形式のSF作品。SFでファウンド・フッテージだと、ラストは絶対に宇宙人にさらわれるだろ!とオチを予想してしまいがちですが、果たして本作はどのようなラストを迎えるのか。

予想を裏切るのか、予想通りなのか!

主人公の少年のような心が面白い

主人公のジョーが恋人のリサと一緒に祖父母の家へ向かうところから物語はスタート。両親は事故で無くなっているもよう。祖父母の自宅に到着すると、なんと祖父母は週末旅行をするため留守にするとのメモが。驚かせるために内緒で家に向かっていたジョーがリサから責められて少しかわいそうですが、そこは流石に一言言っておけよと思わなくもない。

「祖父母居ないけど鍵の場所わかってるし、勝手に入って週末過ごそうぜ!」とはジョーの言葉。恋人の祖父母の家に勝手に上がることを快く思わないリサは反対しますが、「俺の家族だから大丈夫だよ!」と言い放つジョー。こういう「俺の家族相手だから怒られるのは俺だけだから大丈夫!」的な発言はまじで女性から怒られるので注意しよう。注意喚起シーン。

することが無くなってしまったジョーは、子供の頃から近づくことを禁じられていた”納屋”を探索しようとリサに提案します。夜、くらい時間に。なんで暗い時間に探索したいと思うのだこういう男は。しかも君、プロポーズした直後だぜ。

 

本作はファウンド・フッテージ形式ということもあってあまり派手な演出はないのですが、このジョーの少年のような心に惹きつけられる作品です。なんか、秘密基地を作っていた当時を思い出すような。

なんで頑なに納屋に近づくことを禁じられていたのか、大人になったら確かめたくなるその気持ちはよくわかります。もう、ジョーのワクワク感が本当に子供のようでかわいい。こちらも一緒になって探索したくなるような、そんな気分にさせてくれます。

とはいえまぁ、これはあくまでも男目線での感想だと思います。女性からすると、「男って馬鹿ね」と一蹴されてしまうかもしれません。納屋に向かう時のドキドキ感や、納屋で見つかる驚愕の事実に驚くことはもちろん楽しめると思うのですが、もしかしたら男女で面白さの感じ方がまったく違う作品なのかもしれません。

怒涛のラスト

納屋でとある物体を発見するまでの前振りが長いということもあって、発見後は怒涛のスピードでラストまで向かいます。

前半部分でも気になるカメラワークとかが多いのですが、ホラーではないのでもちろん変なものは映りません。しかし、後半は急に恐ろしいものが映り込んだりするのでこちらの緊張感もMAXになります。ホラーのような急にビックリさせるような演出はありませんが、どこに何がいるんだろう、映っているんだろうと探してしまうドキドキ感がたまりません。

 

なんか途中でノーベル製菓の亀が見えたような気がするけど、きっと気のせい。

マジェスティック12

マジェスティック12とは

ちなみに作品のタイトルになっているマジェスティック12とは、アメリカの偽文書の名称です。通称”MJ-12″

この文書は1984年に公開されたそうですが、ネットが使われていないような時代から同じようなことは行われていたのですね。今だったら、本当か嘘かわからない話でもっと盛り上がりそうですが、この文書はFBIによってあっさりと偽物であることが証明されたそうです。FBIが真実を隠している可能性は、あるかもしれないが。

アメリカは本当にロズウェル事件に始まる宇宙人の話好きですよね。宇宙人系のPOV作品は大体ロズウェルとかエリア51とかが絡んでいる気がする。

総評

怖さ:★☆☆☆☆

SF感:★★☆☆☆

総評:★☆☆☆☆

約90分、大きな動きが無いにもかかわらず飽きが無く見られるのはよかった。前述したけれど、女性が見ると常にジョーに対してイライラすることになるかもしれないので、そこはご注意ください。

Amazon プライムビデオで鑑賞可能

2018年12月3日時点でプライム会員であれば会員特典として見ることが可能です。