あなたにも訪れるかもしれない最悪の休日 | オムニバスホラー『ホリデイズ』

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あらすじ

幸せな休日になるはずだったのに・・・恐怖の祝祭日 呪われた8話のアンソロジー

予告

バレンタインデー

大好きなコーチの前でイジメにあった女子高生は復讐するためクラスメイトを追い詰める事を決めた…

妄想女子が繰り広げる凶悪な復讐劇。

監督・脚本はケビン・コルシュとデニス・ウィドマイヤー。

いじめっ子役の女の子の顔がすっごい悪い顔でむかつく(笑)

心臓を悪くしているコーチのために、愛を込めて最大のプレゼントを捧げます。

心臓移植に必要なものを。

いじめの復讐だったのか、妄想によって生じたコーチからの愛にこたえるため、只々好きな人への愛情からだったのか。

恋は盲目というお話。

セント・パトリックスデー

女教師の願いは赤ちゃんを産むこと。聖パトリックの日にSEX。そして願いが叶い妊娠するがその正体は…

日本人には馴染みの薄いセント・パトリックスデー。知らないのは私だけではないと願いたい。

アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日とのこと。詳しくはwiki参照。

監督・脚本はゲイリー・ショア。

結論から言ってしまうと、女教師が妊娠してお腹に宿したのはヘビ。

アイルランドからいなくなってしまったヘビを元に戻すため謎の人物が多くの女性にヘビを妊娠させているという恐ろしいお話。

キリスト教ではヘビは悪魔の象徴のようなので、悪魔を増やしたい邪教徒のようなものでしょうか。

ちなみに、アイルランドにはヘビがいない、と作中で子供達に教える映像が流れていましたが、どうやら本当にいない様子。

パッケージにも写っている女の子はこの話に登場するのですが、表情がものすごく怖い。

真顔も怖いし笑顔も怖い。これこそまさに名子役ではないでしょうか。

全ての話の中でも一番怖いのはこの子だと思います(笑)

イースター

イースターを迎える夜、娘はバニーマンと出会う。魔法を見ると二度とママに会えない。娘はバニーマンを信じることに…

最近少しずつ日本でも流行りだしてきたイースター。キリストが復活した日ですね。

監督・脚本はニコラス・マッカーシー。

すごく短いお話。

バニーマン、顔が化け物のようなウサギで体が超がたいの良い男というあまりにもインパクトの強すぎる容姿。

手に空いた穴からヒヨコ生まれるし。

そのインパクト一発勝負。果たしてバニーマンは女の子の想像した幻だったのか。

母の日

願わない妊娠に戸惑う女性。医者の勧めに豊穣神を崇拝を受ける場所に行く…

監督・脚本はサラ・アディナ・スミス。

話の流れはセント・パトリックスデーとほぼ同じ。

こちらは望んでいない妊娠をしてしまう女性が変な宗教団体に監禁されてしまい、はっきりとした悪魔を生んでしまうお話。

予告の最後に映っている、股から手が飛び出してくるやつです。あれを予告に入れてしまったらこの話の面白みが無くなってしまうような・・・。

楽しむべきは、本作唯一のおっぱいが大量に映るお話というところでしょうか。

ゴムを2枚、3枚付けても妊娠してしまう主人公、驚くべきなのは主人公の特異体質なのか、お相手の方なのか。

父の日

娘は亡くなった父の形見のカセットテープを見つけた。テープの中身は娘に贈るメッセージ。彼女は父の案内である場所へ…

監督・脚本はアンソニー・スコットバーンズ。

個人的に本作に収められている8本の中で一番好きな話です。

カセットテープに導かれて父の行方を探すシーン、幼い娘の心情が今の心情とぴったり重なり、父の言葉は遠い未来の娘に向けて発せられている。

廃れた風景を背景に、主人公の切ない表情とカセットテープから流れる声が重なって非常に叙情的な気持ちになります。

怖さより、悲しさが溢れる少しだけアンニュさが残るお話。

ハロウィーン

アルバイトのチャットレディ達がブラック・バイトとわかりハロウィンの日に復讐を思いつく…

監督・脚本はケヴィン・スミス。

ハロウィーンに関係するホラーって物理的な痛さを前面に出してきません?

ハロウィーンホラーの代名詞、「ハロウィン」を見たこともないのに言えることではないですが。

このお話も物理的に痛いお話。特に男が痛がる。

そう、バイトの雇い主が女の子達に下半身を大変な目に合わせられてしまうのです。

お尻に車のバッテリーと連動したアレを挿入され、助けてほしければ自ら女性器を作ってみなさいと命令される恐ろしい状況。

お尻のアレは一部の人にはご褒美なんじゃ。っていうかすぐ抜けるんじゃ。

とはいえグロ要素もないので、痛さよりも女の子達の楽しそうな復讐に少しだけ笑ってしまう面白いお話です。

クリスマス

人気のクリスマスプレゼントを買いに行くが目の前で売り切れてしまう。しかし欲しいものが目の前に…

監督・脚本はスコット・スチュワート。

「自分自身を見せるカメラ」というものすごくうさんくさいヘッドマウントディスプレイを子供にプレゼントしようとするお父さんの話。

実際には、ネットの検索履歴を参照して映像を映し出すようです。なにそれ怖い。

売切れてしまったプレゼントを胸糞悪い手段で手に入れた主人公、なぜかカメラにはその時の様子が映しだされてしまいます。

ログアウトを忘れていたがために奥さんに見られてしまったにも関わらず、開き直る主人公をかっこいいという奥さん。

その時点で十分不気味な奥さんですが、今度は逆に奥さんの過去を主人公が見てしまい・・・。

猟奇的な夫婦の間に生まれてしまった子供は、無事真っ直ぐに成長することが出来るのか。それが一番の恐怖。

ニューイヤー

誰にも言えない秘密を抱えている男は出会い系サイトで新しい彼女を見つける。相性抜群でそのまま彼女の家へ…

監督・脚本はアダム・エジプト・モーティマー。

ニューイヤー関係なくない!?

アメリカ人は新年を迎えようというその時に出会い系で彼氏彼女を見つけようとするものなのか。強いていうなら、新年を一人で迎えたくないから急いで相手を見つけようとしている、ということだろうか。

最後のお話は直球勝負のスプラッタホラー。

恐らく快楽殺人をするために出会い系で対象を見つけている男。相性抜群で見つけた彼女も殺されてしまうのか。

と、思いきや・・・。

評価

★★★☆☆:3点

オムニバスは、飽きずに最後まで見ることが出来るので良い。面白い作品もつまらない作品も、全体を通せば最終的に面白い作品になるのである。

Amazon プライムビデオでは未公開

Amazonでは見ることは出来ませんが、Netflixでは見ることが出来るようです。