過去の過ちは消えない | POVホラー『ザ・ヴィレッジ(The Dooms Chapel Horror)』

2018年10月30日

タイトル

※若干のネタバレ有りの感想なのでご注意下さい

こんな人におすすめ

  1. 雰囲気ホラーが好きな方
  2. 宗教的ホラーが好きな方
  3. 過去に何かトラウマをお持ちの方

予告

あらすじ

検索しても引用出来るようなあらすじが出てこなかったので簡単に説明。

子どもの頃、事故で兄を失った主人公のカイル。過去のトラウマを払拭するために生まれ育った村へと赴きます。

人望も厚くみんなから期待されていた兄に対して、何も出来ないカイル。兄の死はカイルのせいだと村の人々から責められることに耐えられなくなった幼いカイルは、カルト集団へあるお願いをしてしまいます。

大人になったカイルが町へ帰ってきたことでその願いが成就され、村は大変な事態に巻き込まれていきます。

後悔してももう遅い、その願いとはなんだったのか。

ホラー要素は無くてもよかったのでは

本作の主軸は、過去にトラウマを持ったカイルが、そのトラウマと向き合うドキュメンタリーを作成するという内容。

ホラー要素は中盤までまったく出てこないので、むしろそれの方が蛇足に思えてしまってもったいない感じがします。

過去に村の人々がカイルにしてしまった残酷なこと、大人になるまでカイルが悩み続けてきたこと。単純にそれに向き合うモキュメンタリーとして最初から最後まで進んでくれた方が面白かったのではないかと思えるくらい、ホラー要素の残念感は否めません。

というか、そもそもパッケージや予告でホラー感を前面に押し出していますが、もしかしたら監督はホラーをそこまで重要視していなかったのかも。

あくまでもホラーとしての演出は、「過去にしてしまったことは決して覆すことは出来ない」というメッセージを伝えるための象徴的なものだったのかもしれません。

怖さを求めようとせず、過去の出来事と向き合う人々の感情の揺らぎみたいなものを楽しんだ方が良いと思います。

海外のお墓っていいよね

すごくどうでも感想ですけど、海外のお墓ってシンプルでいいですよね。

カイルの兄のお墓、すっごい憧れます。こういうお墓に入りたい。

兄の墓

機械に巻き込まれて、おそらくミンチになってしまった兄の体はこのお墓の下にはないのでけれど。

評価

★★☆☆☆:2点

雰囲気はすごく好き。ホラー要素無しで見たい。

閲覧はディスクのみ?

本作は2018年10月23日時点でどのオンラインサービスでも公開していない模様?

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