女性を兵器にしてしまう恐ろしい研究の全てが明らかに | スリラー『デッド・ファクトリー』

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※ネタバレ含む感想なのでご注意下さい

作品情報

原題:KENNEYVILLE

監督:ブルックス・ハンター

出演:ダニー・ゲーシャン, ヴァネッサ・ブローズ, マイケル・スクラッチ

公開年:2011年

あらすじ

連続する女性失踪事件の手掛かりを探るため、ある町で潜入捜査を行うことにした男女2人。そこでは住民が町ぐるみでひた隠しにする、狂的科学者による女性を殺人兵器に改造するという恐ろしい人体実験が行われていた。その真実に近づいた時、ヒロインも次の被験者として捕らわれてしまう!

予告動画

殺人兵器とは一体なんだったのか

あらすじを読んで、この映画は「とある町に潜入した男女が、その町のマッドサイエンティストによって作られた女性の殺人兵器に襲われ、最終的に潜入した女も殺人兵器にされてしまうスリラー映画」だと思っていたんです。度合いは違えど、武器と人間をくっつけてしまったトンデモ映画、『武器人間』に近い作りなのかなと。

そしたらなんと、女性はただ洗脳されているだけで特に兵器になっているわけでもなく、結局誰一人”殺人兵器”に殺されることなく映画は終わりを迎えてしまいます。

マッドサイエンティスト曰く、「戦争で敵に捕まったとしても、決して口を割らない」とのこと。

いや、それくらいで兵器って言われても・・・。

しかも、薬を毎日飲まないと洗脳が解けてしまうようで、洗脳すればするほど管理が大変になるんじゃないかと、たった1時間半しか見ていない視聴者でさえ「それ、絶対無意味じゃない?」と思わせてしまう設定に驚きを隠せません。

殺人兵器1号のキムに至っては、縄で縛られてる男を殺すことさえ失敗してますしね・・・。戦闘能力がこれっぽっちも上がらない無駄な研究に政府が絡んでるかと思うと、ちゃんちゃらおかしくてへそで湯が沸かせてしまいそうです。

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この人は、本当にアレで国を救おうとしていたのか・・・。

実はマッドサイエンティストが良い奴だった

裏を読んで見ていると、実はマッドサイエンティストはいいやつで、政府から依頼された研究をどうにかして壊そうとしていたのではないか、とも思えていたのですが、それはまぁ見事に期待を裏切られた格好になりました。終盤に差し掛かるまでは、何か考えがあって女性を拘束しているんじゃないかと、そんな風にも見えたんです。

もしくは、実は潜入したチャーリーという探偵が洗脳されていて、しょぼい研究しかしていないのに強気な言動を繰り返すマッドサイエンティストを政府側が潰そうとしていたら面白かったなと。

それくらいストーリーの深読みをしてしまうくらい、「そのまま終わられたら何も面白くない!」と思わせる内容なのです・・・。

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箱に入っていた重要なものとは一体なんだったのか

途中で集中力が切れてきて、単純に私が見逃しているだけだったらすいません。

洗脳を完成させるために重要なものが入っている箱を最初にベンという人物が奪取します。その後、ずーっと重要なものとして肌身離さず持っていたのですが、あれは何が重要だったのでしょう。途中で中身を見た時に薬や器具が入っていたので、洗脳時に使うものだと思っていたのですが、それがなくてもあっさりと洗脳してしまっているではないですか。というか、同じものが既に研究室にあったような・・・。終盤の駆け引きに使われるかと思っていたものが何の役にも立たず終わってしまい、残念感がいっぱいでたまりません。いや、本当に私が見逃しているだけだったらすいません。

ほんのちょっぴりのPOV要素

ちょびっとだけPOV要素があるのですが、どうせストーリーが微妙ならPOV形式の作品でそのまま通せばよかったのにと思います。POVで狂気に満ちた町の中を探索していけば、それなりに怖いものにはなったはず。町に潜入した二人も、探偵なんだからもうちょっと記録に残そうとすれば良いものを・・・。

評価

怖さ:★☆☆☆☆

エロさ:★☆☆☆☆

B級感:★★☆☆☆

総評:★☆☆☆☆

パッケージから想像するようなエロ要素もないですし、女性が兵器になるという面白設定も活かしきれていないので、怖くもないしエロくもない、特にハラハラもしないという、特別強調出来るような要素がないため期待して見ると損をします。

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